私は、埼玉県熊谷市在住の折、定年を迎えてから１１年余りになります。

　退職後約１年間、関連企業に誘われて勤務しましたが、退職してから3年位たって、我々夫婦の故郷である高松市に帰郷することを決断しました。それは退職直後判明した思いがけない２つの病気（泌尿器と循環器）に心細く感じたこと、関東平野の真ん中・熊谷市で今後の老後を過ごすには、何とも寂しく感じたこと、高松市には両親はいないももの、兄弟姉妹が多く（私が5人、女房が６人）在住していることなどが転居を決断させた大きな要因でした。
　高松に転居してからは、想定どおり親戚つきあいがドーンと増え、冠婚葬祭だけでなくどこかへ遊びにいったり、食事会をしたり、中には野菜を届けてくる人もおり、いろいろな面で気を使ってもらい、大変ありがたく思っています。
　また独居老人の叔母が2人いますが、昔大変お世話になった叔母には入院時の世話や亡くなった時には葬儀の喪主もつとめました。もう１人の叔母は施設に入居させ現在は時々様子を見ることにしています。こんなことができるのも、私達が高松にいるからこそで、つくづく帰郷してよかったと思っています。

　このほか、趣味を広げようと、ゴルフ、囲碁、パソコンを中心に取り組んでいます。
　ゴルフは、初めは多少熱心にやっていたのですが、腕の方が思うように向上しないし限界を感じたので、今では自分の健康維持・増進のための運動と割り切って、寒いとき、雨の日は避けるようにしています。また、日頃できるだけ、歩くよう心掛けています（公園とか山など）。そうしておかないと、ゴルフもできなくなると思うからです。
　囲碁は在職当時から少しやっていたので、義兄に紹介してもらった近くの囲碁クラブに通っています。週３回（水、金、日）のうち、１〜２回は参加するようにしています。近くの市立図書館で、囲碁の本を２〜３冊／月位借りて勉強することにしており、多少この努力が報われて、当初５段でやっていたのが、今は７段でやっています。(日本棋院公式試合ですと３〜４段位)　囲碁は、「ボケ封じ」のためにも、今後も続けたいと、思っています。
　パソコンは、友人等とのメールのやりとりだけでなく、年賀状の作成、デジカメ写真のアルバム管理、我が家の家計簿をつけたり、わずかの資金を元手に大きく損しない程度に手数料が安いネットでの株式売買もやっています。株式の売買は、日経新聞などから経済面の情報収集もともなっているので、何とか世の中についていっているのかな・・と思っています。損得は、アベノミクスのおかげでわずかにプラスといったところ。
　それに今年から、自分の生活記録を残すため「5年日記」をつけています。これは５年間１ページ同じ年月になっているので、後日何年か前の今頃は何があったとか、何をしたかなどが、すぐ目にすることができる特徴があり、ちょっと面白いです。

　今後も健康に気を遣いながら、マイペースでのんびり楽しく過ごしたいと思っています。