リレーエッセイ第42号 
   スポーツと健康 ・・・・・・
        寄稿[H23/5]
 BACKボタン      高知  岡田 徹

 2008年3月に退職して、丸4年経過しました。退職時は東京に住んでいましたが、その後は高知で暮らすことにしており、 以後の生活設計は特にありませんでしたが、「 ゴルフ 」と「 少年野球 」にかかわりたいと思っておりました。ところが 子供が少年野球を終えてから約15年もたっていますと、高知に帰っても少年野球との接点が全然ありません。やむなく「 ゴルフ 」を中心に、健康のためにも先ず運動をしなければとウオーキングから始めました。退職前から「 鉄分不足 」による疲労 ( 酸素不足 )が激しかったのですが、この時も少し動くと息切れがする状況でした。 1年ほど経過した時に、高校時代の友人が「 テニス 」( 学生時代からテニスの選手 )を教えてやるということになり、 1年間毎週1回2時間指導してもらいました。以後「 ゴルフ 」と「 テニス 」が生活の中心になっていますが、その間「 体の不調 」 に大変苦労しましたし、現在もあちこちと痛みを伴っています。 ということで、「 ゴルフ 」と「 テニス 」と「 健康 」についてご報告します。
1.ゴルフ
 始めたのは入社してすぐですから約40年になりますが、熱心に練習をしたのは徳島 勤務時代の約15年ほど前からです。鳴門の練習場によく行きましたが、所詮サラリーマンゴルフでスライス玉ばかりで全然上達しませんでした。 しかしゴルフは好きですから、全国のゴルフ場はたくさん回らせていただきました。( 40ヶ所以上 ) 特に、東北と九州は転勤で住んでいましたから、各県1ヶ所以上の ゴルフ場には行きました。 印象に残っているのは、長崎空港の近く「 パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ 」大村湾に面したシーサイドコースで、 海越えのホールを配した非常に美しいコースです。又、「 東京よみうりCC 」はやはりっ名物ホールの18番ショートホールが ( 4度行って1度ものらず )印象深いです。 退職後、スライス玉を直そうといろいろ工夫した結果4ヶ月位で真っすぐ飛ぶようになりました。が、なかなか上達しません。 現在は、コンスタンスに80台でのラウンドと、1度でも70台のラウンドを目標に、体調と相談しながら日々努力をしています。
  写真
                   
2.テニス
 仕事も終わり「 ゴルフ 」だけでは暇だなと思い、何かすることないか探している時、高校の同級生がテニスを 教えてくれることになりました。今まで1度もやったことが ないスポーツで大丈夫かと思いましたが、1年間毎週1度2時間 初心者と付き合ってくれました。3ヶ月位して 週1度ではなかなか上達しないなと思っている時、県スポーツ振興で初心者のテニス教室が開催されていることを教えてくれ、 早速 参加申し込みしました。球を打つだけと思っていたのにフォア・バック・ボレー・スマッシュと大変奥が深く、 60歳を過ぎてからのスポーツにしては体に厳しいものがありました。 最初は年配の女性とやっても軽くあしらわれ、このままやってもレベルアップするか不安でしたが3年も続けているうちに、 人並みには対戦できるようになりました。 これもゴルフと一緒で、いくつになっても体の動くうちは出来るスポーツで、現に79歳の女性( お婆さん ) とも練習する時があります。 1日2時間以上 動きまわるのも大変ですが、年相応にいつまでも頑張ってみようと思っています。

  写真

1.健康
 退職する2年ほど前から、少し走ったり、階段を上ったりすると息切れする状態が続いていました。ゴルフの練習をすると 「 膝 」が痛み、テニスをすると30分もしたら息切れがしてしばらく休まないと動けない状態になりました。これではとても 運動どころではないと思い 息切れ状態は「鉄分不足」。原因は出血と分かっていましたので、病院に行くと即手術・入院となり 結果は1ヶ月程で元の状態に回復しました。 しかし、「 膝 」の痛みはますますひどくなり、歩くのもままならない、坂道( 下り )なんかはとても歩けない状態になりました。 高知では有名なスポーツ整形外科に行き検査しましたが、たいしたことはない、年齢相応の骨の痛みで「 ヒアルロン 」を注射すれば 直ぐ完治するということで、ヒアルロンサンの注射に1年以上通いました。少し痛みが和らぐ時があるが、1年の間それほどの回復もなく 老人の膝の痛みは大変だと思いながら続けましたが、ちょっと変だなと感じてきました。 有名なスポーツ整形なので信用していましたが少し病院を変えてみようと思い、近年リュウマチで有名な高知マリン病院に行ってみました。 すると、診察してすぐにこれは「 痛風 」ですと言われ、そんな事はない左の膝が痛むまでひどい痛風になるわけがないと思いましたが、 痛みがなくなるのであれば何でもよいと思い、痛風の薬に変えてみました。すると1ヶ月もしないうちに痛みが取れてきて、運動しても問題なく 2時間でも3時間でも息切れもなく、痛みもなく出来るようになりなりました。 P4-4 整形の先生を信じていたのと、痛風に対する自分の勝手な思い込みで、1年以上も大変な思いをしてきたのは何だったのかと思うと同時に、 痛風に対する意識を大いに改めました。 現在は少し腰に痛みを感じていますが、日々元気にスポーツに励んでいます。

   

 以上 現在の状況を述べさせていただきましたが、この4年間は体に痛みを感じながら生活するほど苦しいものはないということが、 嫌というほど思い知らされました。 現在痛風になっている方は沢山いるように思いますが、くれぐれも軽く見ないようにしてください。 私も右足や、手指の関節の違和感は、長年お付き合いしてきましたが、左膝が歩けないほど痛むという意識が全くなく1年以上も苦しみました。 是非参考にして注意してください。 これからもスポーツ中心に健康に気をつけて日々精進していきたく思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

              
  写真


                                 TOPに戻る

                                 BACKボタン