BACKボタン                     リレーエッセイ第10号    
       ウォーキングにはまって・・・・・・          
                                       
                          2004年11月    
                          香川  山下 守    
                                       
      私は、2001年12月に定年退職をするまで、昭和49年に転勤で栃木県の宇都宮市へ赴任してから埼玉県大宮市、茨城県古河市、東京都葛飾区、文京区湯島・本郷と27年あまり関東・東京で過ごしてきたわけですが、通勤はほとんど自家用車でドアツウドア、歩く事は、最後の3年間文京区へは片道2時間前後の電車通勤となり、初めて通勤で歩くようになり、それでも往復で30〜40分前後歩くようになりましたが、それ以外はほとんど歩く事はありませんでした。関東へ行って始めたゴルフでも、アップダウンのキツイコースを回った時などは、2〜3日足が痛くて苦労した事も多々ありました。

 定年退職を機に、帰巣本能が作用しまして地元へ帰ってきましたが、一人息子は栃木県小山氏の方で家庭を持っておりますので、妻と二人での生活であり、今は、身体どこも悪いところはありませんが、遠い(?)将来の老後には、足腰の方から衰えが来ると言われておりますので、出来るだけ他人様に迷惑を掛けないように、足腰を鍛えようと言う発送でウォーキングを始めたわけですが、 これが又、楽しい。歩くのは、原則として毎日(と言っても用事もあるし、雨降りもあり少なくても2日に一度)歩数は1万歩から1万2千歩、時間にして、1時間30分前後の目標にしております。又、自宅から、南、西、北に向かって3〜4ルート設定してあり、その時の気分によって歩く方向を決めております。参考までに今年1月から10月までの間で、1万歩以上歩いたのが月平均15回で、それの平均が11、315歩で約1千キロメートル以上歩いた計算になります。雨降りなどで歩けない時などは、何か忘れ物をしたような気分で落ち着かないような気持になります。

 今では、軽登山クラブで3時間位の登山をしても、翌日に足が痛いと言う事はありません。又、歩いているうちに、春には桜の花が蕾から満開になりやがて散って行くのを毎日見ていくのも楽しいし、春に田植えをした稲の小さな苗が秋に立派に実って刈り取られるのや、秋に山々が徐々に色づいていくさま、又、道端や家の庭の草木の花などで季節を感じながら歩いていると退屈しません。

皆さんもすでに歩いている方や、もっと運動をしている方もいらっしゃると思いますが、そうでない方は是非始められてみては如何でしょう
              
   
                                       

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